日々是相場[夕刊]―― 2024年4月22日(月)

日経平均 / 37,438.61円 △370.26円

為替 / 1ドル=154.72円

売買高(東証プライム、以下同) / 18億2,402万株

売買代金 / 4兆3070億68百万円

値上り銘柄数 / 1,471銘柄

値下り銘柄数 / 161銘柄

騰落レシオ(25日) / 104.78%

市況概況

先週末の反動から反発だが、半導体株が安く日経平均は上げ渋る場面も

先週末の米国株はまちまちだったが、地政学リスクが薄れたことなどから週明けの日本市場は買い先行となった。

寄り付きの買いが一巡となった後もさらに上値を試す展開となったが、半導体関連銘柄などが冴えない展開となり、日経平均は上値も限られた。いったん上値が重くなると手仕舞い売りに押され、戻れば売りと言うような展開となった。TOPIXや小型銘柄は総じて堅調で大幅高となったが、日経平均は堅調ながらも上値は限られた。

昼の時間帯には戻り一服感も見られ、後場に入ると上値の重さが嫌気されるような場面もあった。ただ、上げ幅縮小となっても売り急ぐということもなく、案外値持ちの良い展開が続き買戻しや買い直しも見られて戻りを試す動きが続いた。最後は買戻しも入り、日経平均も大幅高水準まで上昇となった。

小型銘柄は買い直しや買戻しで総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物は散発的に持高調整と見られる買いが入り指数の下支えとなったが、積極的に買い上がるようなこともなく、指数の押し上げも限定的だった。

いったんは底入れ感が出たものの戻れば売りという雰囲気だ。ここで空売りが積み上がればさらに戻すことになるのだろうが、積み上がらないようであれば再度37,000円を割り込む場面もあると思う。決算発表が本格化するなかで決算動向に反応しながらも戻れば売りという雰囲気が続くのだと思う。

テクニカル分析

日経平均

はらみ足となり、先週末の高値を抜けるか、安値を割り込むかという状況だ。先週末の高値を抜けても75日移動平均線に上値を押さえられるのだろうし、安値を下回っても一目均衡表の雲の下限(先行スパン2)にサポートされるのだと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

→https://youtube.com/live/dn3jINof6uY?feature=share

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

清水 洋介(しみず ようすけ)

証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!

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