今回は、これまでの業務で培ったスキルや経験を活かせる副業を取り上げます。選択肢を拡げるヒントになれば幸いです!
いろいろな仕事をやってみると、その仕事が自分に向いているか、やりがいを感じるか、楽しいかわかってきます。まずは小さくいろいろやってみて、定年後に向けて長く続けられるかを考えるのがおすすめ。副業は大きく分けると、次の3つの種類に分かれます。
・本業で培ったスキルや経験を活かせる副業
・趣味を活かす副業
・不用品・不動産を活かす副業
本記事では1つ目の「スキルや経験を活かせる副業」を紹介します。
とはいえ、あくまで“自分らしく”働けることが重要です。スキルや経験はあるけれど好きでない仕事であれば、無理に選ぶ必要はないと捉えておきましょう。
どのような仕事があるか例を見てみましょう。
・ビジネス代行(経理・営業等)
・アドバイザー
・セミナー講師
・ライター/編集者
・Webデザイン/プログラマー
・プレゼン資料等作成
・翻訳者/通訳者
これらの仕事の中で、できるだけ前述の3つの条件に合うものを探し、まずは腕試しとして、スキルをバラ売りするイメージでスポット的に始めてみましょう。
<コンサルティングの例>
・SNS&自社サイト運営
・補助金・助成金に関すること
<ビジネス代行の例>
・経費・売上入力
・リスティング広告運用
<資料作成の例>
・PowerPointの図形やグラフデザイン
<ライター案件の例>
・美容・健康に関するSEO記事作成
これらのスキルシェアサービスは、会員登録する前でもどのような仕事依頼があるか見ることができますので、一度いろんなカテゴリーの案件をチェックすることをおすすめします。興味があるカテゴリーの案件について、費用の相場やスケジュール、具体的な内容がわかるので、まずは何か1つでも応募してみるといいですね。
ランサーズやココナラ、クラウドワークスには、初心者でもできる案件が幅広く掲載されていますが、よりカテゴリーが絞られたサービスもあるので、複数のスキルシェアサービスに登録すれば選択肢が増えます。ランサーズ等3つの大きなサービス以外でも向いているサービス名を、上記の副業例ごとに紹介します。
複数のスキルシェアサービスに登録をしたら、依頼者に選んでもらえるようなプロフィールを掲載しましょう。サービスによっては、依頼者の評価や感想までネット上でシェアされるものもあるため、高評価が増えていけば次第に受注量も増えていくでしょう。受注量が多い登録者のプロフィールを参考にして、見せ方も工夫を。また、スキルシェアサービス以外でブログやXなどでも「こういう仕事をしている」とアピール、実績を載せていくとより効果的です。顔写真や本名は掲載しなくても大丈夫です。
「いろいろやってみる」と書いたように、スキルシェアサービスを使ってできれば最低3カ月くらいは複数案件チャレンジして、その仕事を続けたいか、自分らしく働けるか、本業との両立は問題ないか考えてみましょう。クライアントとの相性もいろいろですので、1回だけで判断するのは得策ではないでしょう。
文:鈴木 さや子(ファイナンシャルプランナー)
2008年にFP2級・AFP、2011年にCFPを取得し、FPとして独立開業。女性の幸せな人生を応援すべく、家計管理や教育費、子どものマネー&キャリア教育をテーマに、多数のセミナー講演や執筆等で活躍中。
2024-04-23T10:42:47Z dg43tfdfdgfd